立て爪の婚約指輪はリフォームが必要?
立て爪の婚約指輪は日常使いには向いていない
婚約指輪といえばダイヤモンドですが、そのダイヤモンドを引き立てるために最も適していると言われるデザインが「立て爪」です。
ダイヤモンドを包み込むようなデザインである立て爪は、ダイヤモンドの大きさを強調できるだけではなく、より美しい輝きを持たせるために適しています。
多くのジュエリーショップでも、ダイヤモンドをあしらった指輪は当たり前のように立て爪となっており、婚約指輪においても定番と位置付けられているデザインです。
確かにプロポーズの際に、箱を開けた瞬間にダイヤモンドが一段高い位置から輝きを放つ立て爪は、婚約指輪において相応しいデザインに思えますね。
しかし立て爪の指輪は、残念ながら日常使いにはあまり適していない指輪なのです。
あまりにもファッション性の高い指輪なので、物や衣類にひっかけたり、ぶつけて壊してしまう恐れがあるため、普段から着けて出歩こうとする女性はまず存在しません。
ましてや大事な婚約指輪ですから、何かの拍子に傷が付くと困ると考え、結果として机の中にしまったまま数十年…ということが起こりやすいというわけです。
立て爪の婚約指輪はリフォームすることが可能
そんな立て爪の指輪ですが、日常使いしやすいようにリフォームすることは意外にも簡単であり、多くのジュエリーショップで希望したデザインの指輪に作り直してくれます。
せっかくの上質なダイヤモンドを眠らせておくのはあまりにも惜しいですから、彼女が使いにくそうにしている場合にはリフォームの提案をしてみることがおすすめです。
ダイヤモンドをそのまま転用し、普段使いしやすい指輪に作り直すことも当然可能ですが、ダイヤモンドのサイズが大きいのであればペンダントなど他のジュエリーにリフォームしても良いでしょう。
ダイヤモンドは様々な形で再利用することができますから、失敗を恐れることなく購入して構わないのです。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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