母の婚約指輪をリフォームするのはあり?注意すべき点は?
母の婚約指輪をリフォームすることは極めて一般的
婚約指輪をリフォームする場合には、お母様から譲り受けた婚約指輪を元にして新しい指輪に作り替えることが最も一般的であると言えます。
全く無関係な指輪やネックレスをリフォームするという方法もありますが、婚約指輪を婚約指輪にリフォームするとそれ以上の価値を生み出すことが可能です。
別の夫婦の愛を見守ってきた婚約指輪をそのままベースとしてリフォームをすることによって、永遠の愛を誓うに相応しい縁起の良い婚約指輪を作り上げることができるでしょう。
もちろん、新品の婚約指輪を購入するよりも安く済むということも大きな魅力になります。
婚約指輪の他にも結婚指輪を準備することが一般的ですし、少しでも婚約指輪を安く済ませたいと考えることは当然とも言えるでしょう。
母の婚約指輪をリフォームする際の注意点は?
まずは「女性の気持ち」を一番に考えるということを心掛けなければなりません。
ここでいう女性というのは、彼女のことはもちろんそうですが、リフォームの元になる結婚指輪を渡してもらうお母様のことも含んでいます。
普段使いしていなかったとしても、お母様にとっても自身の愛を見守ってきた婚約指輪に特別な思い入れが詰まっていることは間違いありません。
お母様が内心手元に残しておきたいという意思のこもった婚約指輪をリフォームしてしまうと、嫁姑の間で軋轢が生じてしまう可能性すらあります。
渡される彼女の気持ちとしても、「一生に一度の婚約指輪なのだから、新しい指輪が欲しい」と考えている女性が多いことも事実です。
そんな女性に対してお母様の指輪をリフォームした婚約指輪をプレゼントすることは、決して好ましいことであるとは言えません。
リフォームした婚約指輪をプレゼントしようと考えているのであれば、彼女とお母様の意思を事前にしっかりと確認し、双方からの同意を得ておくということが最も重要となるのです。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。