婚約指輪のリフォームにはどれくらいの時間が必要?
婚約指輪のリフォームにかかる期間は2~3ヶ月
極端な話をすれば、既製品であればお店に足を運んでその場で購入し、その日のうちに渡すことができるのが婚約指輪です。
しかし、当然のことながら指輪のリフォームという作業は、数時間や数日という時間で済むようなものではありません。
元となるジュエリーはどんな物なのか、何を再利用すべきなのかという検討を行い、綿密な打ち合わせの末にデザインを確定させ、その後ようやく加工へと進むのです。
作業の工程はリフォームの内容によって異なりますが、型を作って鋳造し、美しくするために磨き、宝石を留めるという作業でようやく指輪の原型が完成します。
そして表面加工が施され、最終的な仕上げとして再度磨き上げられ、検品に通ってようやく指輪のリフォームが完了することとなるのです。
ここまでの作業を全て行うためには、どのジュエリーショップも平均しておよそ2~3ヶ月程度を要する場合がほとんどとなっています。
交渉次第では期間を短縮してもらえることもありますが、一般的にはこの程度の期間が必要となるということを覚えておいてください。
渡す半年ほど前から計画を進めておくことがベスト
既にリフォーム後の指輪のイメージを明確にできていたとしても、実際にそのデザインを実物に反映させられるとは限りません。
依頼しようとしていたショップでリフォームを受け付けてもらえないというケースも考えられますから、完成希望日の半年ほど前からショップに足を運ぶことをおすすめします。
半年ほどの時間を残しておけば、デザインの見直しをしなければならなくなった場合にも、時間に余裕を持ってデザイン案を作り直しやすくなるでしょう。
ショップそのものを変更するというケースにおいても、慌てずに他の良いショップを見つけることができます。
一生ものとなる婚約指輪のリフォームには妥協することなく、制作に向けて少しでも早めに取り掛かることがおすすめです。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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