リフォーム不可能なダイヤモンドはこんな物
リフォームを断られてしまうダイヤモンドも存在する
婚約指輪としてリフォームできそうなダイヤモンドを見つけられたとしても、確実にそのダイヤモンドを利用したリフォームを受け付けてもらえるわけではありません。
ダイヤモンドのコンディションやクオリティ、そしてリフォームを希望するデザインによっては、そのダイヤモンドではリフォームが出来ないと判断されてしまう場合があるのです。
ダイヤモンドを別の指輪にリフォームするためには、古い指輪の土台から一度ダイヤモンドを剥がすという工程を経なければなりません。
ところがグレードの低いダイヤモンドの場合には、その作業を行う途中でダイヤモンドが破損してしまうといったトラブルが生じる恐れがあります。
現在の指輪からダイヤモンドを取り外すことが困難と見なされてしまった場合には、残念ながらその指輪からリフォームを行うことは不可能になってしまうのです。
破損しているダイヤモンドもリフォームは難しい
ダイヤモンドにヒビが入っていたり、欠けてしまっている箇所があるというケースでも、指輪のリフォームは不可能とされることが一般的です。
肉眼では確認することが難しいほどの小さなヒビだとしても、それが原因でリフォームの途中で破損してしまう可能性があるためリフォームを断られることが多いでしょう。
また、ダイヤモンドのサイズが一定以下の小さな物だったり、希望するデザイン通りにリフォームすることが難しいというケースでも断られてしまうことが多くなります。
「リフォーム作業中に破損しても構わない」という内容の契約を交わせばリフォームに応じてもらえる可能性もありますが、万一のことを考えると、やはりおすすめはできません。
どの程度のダイヤモンドにまでリフォームの対応ができるかは、ショップによって異なります。
リフォームの依頼を行う際には時間に余裕を持ち、もし対応が不可能と言われてしまった場合には別のショップに回れるようにしておきましょう。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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