オーダージュエリーとリフォームの婚約指輪、どちらがお得?
一般的にはリフォームのほうがお得
婚約指輪を選ぶ際には、ジュエリーショップでオーダーして指輪を作るか、既に持っている指輪やアクセサリーをリフォームして婚約指輪に作り替えることが一般的です。
オーダージュエリーの場合には、何も無い状態からダイヤモンドなどの宝石を選び、さらにリングに使用するプラチナなどの材料を購入する必要があります。
それに加えて加工費やデザイン料などが加算されていき、その合計金額が婚約指輪の費用ということになるわけです。
一方で手持ちの指輪をリフォームして婚約指輪を制作する場合には、既に高額な宝石を所有している状態であることから、新たにダイヤモンド等を購入する必要がありません。
ネックレスなどの他のジュエリーから指輪にする場合には、リング部分の材料を購入しなければなりませんが、指輪から指輪にリフォームする場合には非常にリーズナブルです。
金属部分を溶かして再利用することもできますし、再利用できない場合にはショップ側でプラチナやゴールドの買い取りをしてくれます。
したがって、普通はオーダージュエリーよりもリフォームをしたほうが、金銭面のことだけを考えればお得に結婚指輪を用意することができるというわけです。
金額差に捉われ過ぎず、価値を見出せる指輪を選ぶべき
しかし婚約指輪は一生の宝物として残していくべき財産ですから、金額差だけに捉われ過ぎることなく、2人にとってどちらがベストなのかという基準を持つことも大切です。
思い出の指輪や親族から受け継いだ指輪をリフォームすることに価値を見出すか、自分だけのために誕生したオーダージュエリーに価値を感じるかは人それぞれで異なります。
仮に差額が数万円程度で済むという場合には、数年後、数十年後には値段の問題で妥協したことを後悔する日が来るかもしれません。
まずは2人の意思を固めた上でジュエリーショップに相談を持ち掛け、どちらがお得でありベストなのかを検討することを重視してください。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
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