婚約指輪に使うべき宝石の材質
ダイヤモンドが基本中の基本
婚約指輪に使用する宝石の定番となっているのはダイヤモンドであり、ほぼ全てのカップルがダイヤモンド付きの婚約指輪を購入しているといっても過言ではありません。
ダイヤモンドは天然の物質の中では最も硬度の高いものとしても知られており、このことから結婚生活において縁起の良い宝石としてダイヤモンドが扱われています。
また、ダイヤモンドは流行に左右されることのない高い価値を持った宝石ですから、一生大切に扱い、場合によっては次の世代に引き継ぐことも考えられる婚約指輪に最適です。
資産価値としても極めて安定しているという特徴を持っていますから、結婚を記念する贈答品としても非常に適しています。
ジュエリーショップの婚約指輪もダイヤモンドで作っているものが大半ですから、特に既製品から選択する場合には気に入った指輪を探しやすいということもメリットでしょう。
多くの女性が憧れている宝石であるため、サプライズのプロポーズにおいてもダイヤモンドを選択しておけば間違いありません。
より個性的なデザインの婚約指輪を探すということであれば、ルビーやサファイアを選択することがおすすめです。
いずれもハッキリとしたカラーが前面に出る宝石ですから、「他の人と被るような婚約指輪は絶対に選びたくない」という女性やカップルには適しています。
それ以外の宝石としては、女性の誕生石から婚約指輪に使用する宝石を選ぶという選択をしても良いでしょう。
例えば5月のエメラルドやヒスイには「幸運」「幸福」といった意味が込められていますし、12月のトルコ石は「成功」、8月のペリドットは「夫婦の幸福」という宝石言葉を持っています。
ダイヤモンドより硬度は劣りますが、そのぶん価格としても安く抑えることができますし、彼女の好みや結婚生活にちなんだ宝石言葉を持つ宝石を選べば、縁起を担ぐこともできるのです。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。